<WSレンジャーとオカダ>

地球侵略のプロジェクトを仕掛けたショーチク星から来た異星人オカダ。

そのオカダから地球を守るべく立ち上がった正義の戦隊WSレンジャー!

彼らのオカダとの激戦は、今日も地球人の知らない所で行われている。

中「今日も元気に悪党退治やー!」

西「へーい・・・」

中「西野ー!なんや、そのやる気のない返事はー!」

西「せやけど、中川さん・・・悪党退治や言うても」

梶「オカダの選挙ポスターはがすだけやしなぁ」

中「梶まで何や!オカダに地球を征服されてもええんか!」

西「別に俺らの星やないじゃないですか」

中「西野ー!!」

高「うるさいで、たーちん!」

中「・・・トシまで何やねん!」

高「まぁ、確かに地球が征服されても俺らの知ったこっちゃないわ」

中「・・・」

高「せやけど、放っておくわけにもいかんやろ」

西「高井さんまで何言うてるんですか!」

高「とにかく、アイツが貼っているポスターはがしに行くで」

西「へーい」

菅「やーっと悪党退治に行くん?俺、待ち疲れたわー」

宇「ポスターはがしは悪党退治とは言わへんけどな」

西「こんな所にもポスターはってあるで」

梶「このキャッチフレーズなんやねん」

西「ショーチク星のような素晴らしい星に?地球人がショーチク星なんか知るわけないやろ」

菅「自分は昭和の香り漂わせてるくせになぁ」

宇「それはあまり関係ないやろ」

街中に貼られてあるポスターを次々とはがしていくWSレンジャー。

と、そこへ・・・。

柳「あー!何してんねん!!」

平「んー?誰やったっけ?」

柳「WSレンジャーや!俺らが貼ったポスターはがしよる奴らや!」

平「ああー、なるほどー」

柳「お前らがポスターはがすからな、俺らは一日に何回もはる羽目になるんやぞ!」

梶「そんなん知るかー!」

西「せやったら、貼らなええやん」

柳「そういうわけにはいかんのじゃ!」

平「こっちも仕事なんでなー」

高「暇やな」

宇「なんでオカダなんかの下についてんねん」

柳「・・・聞くな」

平「深い事情があるんやぁ」

何故か沈む異星人ヒラとヤナ。

そんな二人を見て哀れに思ったのか、梶原が二人の肩をぽんっと叩いた。

梶「お互い、上司には苦労すんねんな」

柳「わかってくれるかぁ」

梶「俺の場合、同僚にも苦労してるからな」

柳「それは俺もあるわ」

平「なんで俺を見んねんな」

西「梶!同僚って俺のことか!」

梶「当たり前やろ」

西「同僚って何やねん!」

梶「・・・は?」

西「俺はお前の恋人やろ!」

梶「そっちかい・・・」

そうしている間に、宇治原と高井の手によって最後のポスターまでもはがされた。

高「今日はこれで全部か?」

宇「多分」

柳「あーーー!また貼らなあかんやんかぁ・・・」

平「印刷代がかさむなぁ」

柳「またマスダさんに怒られる・・・」

平「うちの財布握っとるしなぁ」

中「マスダも来てるんか」

宇「あの人も大変やなぁ」

と、その時である。

岡「ポスター貼り終わったかぁ?」

オカダとマスダが現れた。

柳「あ、いや、その・・・」

平「コイツらに全部はがされましたぁ」

岡「何!?」

増「ということは、印刷代でまた赤字になるわけやな」

岡「くそーっ!毎度毎度、俺らの邪魔しおって!!」

西「アンタが阿呆なことするからや」

菅「大体、ヨシモト星侵略に失敗したからって地球を征服しようなんて考えが浅はかすぎや」

増「それは言えてるな」

岡「うるさい!なんやねん、マスダまで!!こうなったら、この場で勝負や!!」

中「のぞむところや!」

睨みあうオカダと中川。しかし・・・。

増「近所迷惑になるからやめろ。とりあえず、今日のところは引いたるわ」

高「そうしてくれや。こっちも一日中ポスターはがしてて疲れてんねん」

増「世話になったな。ヒラ、ヤナ、帰るで」

平「へーい」

柳「オカダさん、帰りますよー」

岡「あ、こらっ!離せ!!俺はコイツらと決着をつけなあかんねんーー!!」

ヤナに引きずられながらも去っていくオカダ。

中「やったで!今日も悪から地球を守ったわ!!」

宇「・・・守ったというか」

西「ポスターはがして宣伝妨害しただけやろ」

菅「なぁなぁ、正義の決めポーズしようや!」

中「お、ええな!」

梶「えぇぇ?」

高「お前らだけでやれ・・・」

強制終了

コメント

微妙・・・。

というか、ごめんなさい岡田さんのファンの方々。

感想お待ちしております。

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