<楽しいお風呂>
今まで、理性派やらWSの母やら言われてきた俺やけど。
俺かて男や!
というか、WSで一番男らしいのは俺やと思う。
他はオッさんやら小悪魔やら目窪やらナルシストやら・・・。
そんなんばっかりやん!
もしかしたら、アイツは俺のことを保護者程度にしか思ってくれてないかもしれへんけど。
俺かて、男なんやで?
たまには理性失う時もあるっちゅーねん。
そういうわけで、男・高井俊彦。
いかせていただきます。
「梶、今日うちに泊まりに来るか?」
「行きますvv」
「じゃあ、仕事終わったらおいで」
「はいっ!」
素直やなぁ・・・。
こんな素直ないい子と付き合えて、俺って幸せ者やわ。
邪魔が多いから苦労したけどな。
今もたまに邪魔してくんねん、アイツら。
せやけど、俺と梶は今だにキス以上のことはしていない。
何故かと言えば、まぁ・・・梶が子供っぽすぎるのが原因なんやけど。
梶が大人になるまで待とうとも思ったけど、俺かて男なんやから我慢にも限界があんねん。
そういうわけで、今夜は頂くで?
ぴんぽーん。
夜、仕事を終えた梶が俺の家にやって来た。
「早かったな」
笑顔で迎える俺に笑顔を返し、梶が「ただいま」と言う。
「おかえり」
何か、ええなぁ・・・こういうの。
「猪虎ーvv久しぶりやなー」
俺の愛犬でもある猪虎を抱き上げ、梶がこれまた可愛らしい顔をする。
・・・微笑ましい光景やけど、何かちょっと・・・なぁ。
「梶、疲れてるやろ?風呂沸いてるから入ってええで?」
「あ、ありがとうございますっ」
タオルと着替えを受け取り、梶が風呂場へと向かう。
「・・・なんや、俺らしくないかもしれへん」
「くぅん?」
「たまにはええよな?猪虎」
そう言って、俺は不思議そうに見上げてくる猪虎の頭を撫でた。
ザーッというシャワーの音と頭を洗う泡のこすれあう音が聞こえてくる。
「梶、ボディソープないやろ」
風呂の外から声をかけると「ないですー」という間延びした声が返ってきた。
「今入れたるわ」
「・・・え?」
がちゃ・・・
ドアを開けて中に入ると、頬をピンク色に染めた梶がそこにいた。
濡れた髪がうなじにへばりついているのが何ともそそる。
「た、高井さん?」
「ん?」
「何で裸なんですか?」
「ついでやから一緒に入ろ思って」
「え・・・」
「いやなん?」
「あ・・・別に」
「ならええやん。そうや、背中流したるわ」
「え!?」
梶の返答を待たずに、俺は自分の手にボディソープをつけて泡をたてはじめた。
そして、そのまま梶の背中を撫で上げる。
「んっ・・・」
ぴくりと反応する梶。
「気持ちええ?」
「やっ・・・あっ・・・」
「洗ってるだけなんやからそんな声出したらあかんやろ」
そうは言いつつも、俺の手は梶が感じそうな所をわざと撫で上げる。
そして、背中から腰、首や胸を泡まみれにした。
「あぁっ・・・んぅっ・・・や、高井さ・・・」
「ん?」
「やめっ・・・んっ」
完全に感じきっているのか、梶は涙目になりながら俺を煽る。
そして、俺の手が梶のソレに触れた時。
「あぁんっ」
その華奢な体が大きく反応した。
「梶・・・かわええ」
「ぁんっ・・・やっ・・・もっ・・」
ゆるゆると上下に扱いてやると、嬌声があがる。
「あぁっ・・・んあはぁっ・・・」
「梶、気持ちええ?」
「んっ・・・も、あか・・ん・・・」
「イくか?」
小さく頷く梶の首筋にキスをし、手のスピードを早めると、梶はあっけなく達してしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「梶、大丈夫か?」
「はい・・・っ・・・」
「泡流したるから」
シャワーで泡を流す間。
それだけでも感じるのか、梶は顔を赤くしたまま小さく反応していた。
「・・・感度ええな」
「え?」
「いや・・・ほら、浸かり?風邪ひくで?」
「あ・・・え?」
「何してんねん」
「な・・・何で高井さんも?」
「風邪ひくやん」
「・・・せまいですよ」
「せやから、俺の足の間に座ればええやん。梶は細いから大丈夫やって」
「え・・・////」
「顔赤いで?何考えてんねん、梶ちゃん」
「そ、そんなんちゃいます!」
ムキになるとこも可愛い。
おとなしく湯船につかり、俺の足の間にちょこんと座る。
しかし。
「よかかってもええで?」
「で、でも・・・」
「疲れるやろ、その体制」
「・・・////」
ゆっくりと俺に背中をよっかからせる梶。
ほんま、可愛すぎやで。
「梶・・・」
「え・・・」
俺は梶を後ろから抱きかかえ、そのまま首筋に顔を埋めた。
「た、高井さん?」
「・・・梶」
「はい・・・」
「俺のこと好き?」
「・・・好きです////」
「恋人として?それとも・・・」
「恋人として・・・です」
「ほんま?」
「はい・・・」
「嬉しいわ・・・ごめんな?あんなことして」
「・・・////ちょっと驚きましたけど」
「・・・けど?」
「高井さん、好きやもん」
「梶・・・続き、してもええ?」
「ここで?」
「あかん?」
「・・・ええですよ」
梶の承諾を得た俺は、そのまま梶に深く口づけた。
end
コメント
高梶エロー・・・。
でも最後までは書きませんでした。
書いてはいけない気がして。
というか書く勇気がなくて?
やっぱりマイナー梶受けはいいなぁvv
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