<硝子のグラス>



「たーちん、見て見て!」

「ん?どうしたん?」

「綺麗!」

「おー・・・」

梶原が嬉しそうに中川に見せたのは水の入ったグラス。

しかし、その中には青い硝子玉も入っていた。

日に反射してキラキラ光り、何とも綺麗な光景となっている。

「綺麗やろ?」

「綺麗やな」

「えへへへvv」

「何?いいことでもあったん?」

「別に何もないで!」

「ふーん」

「あ、でも・・・いっこだけあるわ」

「何?」

梶原はニッコリと照れくさそうに微笑んだ。

「たーちんと一緒にいれること!」

「・・・梶」

「たーちん、大好きやでっvv」

「俺も梶のこと大好きやvv」

「たーちん、ギュッてして?」

「ええでーvvいくらでもしたるわー」

強く優しく抱きしめられ、幸せそうに笑う梶原。

そんな梶原の髪を優しく撫で、中川も微笑む。

日に反射した硝子玉がキラキラと輝いていた。


end


コメント

甘い梶受けが書きたくて・・・。

なんか中川×梶は書けるのに高井×梶はあまり書けない。

でも裏なら高梶の方が書けるかも。