<月の明かりでタヌキがポン>



「準、あんまりアレやらんといて」

「アレ?」

「さっきのギャグ」

「月の明かりでタヌキがポン?」

「そう」

「ええやん。ウケるし」

「あかん。絶対にあかん」

真面目な顔をしている井上の言葉に河本は首を傾げた。

すると、井上はそんな河本の顔をがしっと掴む。

「それもあかん!」

「は・・・はぁ!?」

「そんな仕草は絶対にあかん!」

「・・・意味わからへん」

「あんな、そんな仕草したらどうなると思う?」

「どうなんねんな」

「周りの奴らが準に群がってくるやんかぁ!俺、そんなん駆除しきれる自信ないで!?」

「・・・」

「絶対にしたらあかんで!?」

そんな、井上の必死な様子に河本は呆れるばかりであった。

「・・・聡は阿呆やな」

「え?」



end


コメント

すいません、短くて。

これは「マジっすか」で河本さんがやっていたギャグに惚れたがための小説です。

だって、可愛かったんだもん!!!(爆死)