<子供のような甘いキス>



「梶ー・・・暇やから遊ぼうや」

「ええですよ。何します?」

「うーん・・・」

久しぶりのオフだからと、梶原の家へ遊びに来た菅。

梶原は菅の隣に隣に座り、手に持っていたココア入りのカップをテーブルに置いた。

「ゲームとか持ってないんや?」

「すいません。壊れてます」

「・・・ビデオ借りてくるのも面倒やしなぁ」

「・・・あやとりでもしますか?」

「あやとり!?レトロやなー!」

「じゃあ外で遊びます?」

「うーん・・・寒いやん」

「そうですね」

「・・・・・・」

菅の言葉に梶原は静かに応える。

しかし、そんな梶原に対し、菅はどこか不満そうであった。

「梶、今日はおとなしいな」

「そうでもないですよ」

「いや!静かすぎる!なんや、陰気くさい感じや!」

「・・・俺、根暗ですもん」

「あ!そういう意味ちゃうで!落ち込むなって!!」

そう言って下を向いてしまう梶原に慌てながら菅がフォローするが・・・。

「ええですよ。今日は本当に気分がノらないんで」

梶原は苦笑するだけ。

「・・・よし!じゃあ、俺が梶の気分を上げたるわ!」

「え?」

「梶、キスしよ?」

「・・・・はい////」


ちゅっ・・・vv


梶原の顔を自分の方に向かせ、菅は触れるだけのキスをした。

たったそれだけのことなのに、梶原の顔はすでに赤い。

「・・・////」

「どうや?」

「・・・ありがとうございます////」

「元気でた?」

「はい////」

「じゃあ、続きなーっ」

顔を赤く染めている梶原に満足したのか、菅は触れるだけのキスを何度も何度もした。

角度を変えたり、額や頬に場所を変えたり。

まるで子供がするようなキスを梶原に与える菅。

「す、菅さん・・・」

「ん?」

「も、もう・・・////」

「まぁだvv俺は満足してへん」

「そんな・・・」

「今日はキスだけしたるわ」



何度でもキスしてあげるから。

いつでも笑顔でいてほしい。



子供のような甘いキスを愛しい君に。



「梶、愛してるで」

「・・・俺もです////」



end


コメント

菅梶で甘く・・・。

なんだか、影響受けてしまいまして・・・。

レキさんに勝手にプレゼントさせていただきます。

気づいたらお持ち帰りください。