<たまにはね>

素直で可愛い相方兼恋人。

君の中の俺はどんな奴?

もし、優しい恋人なんてイメージだったら今すぐ撤回して。

本当の俺は、君を苛めたくて仕方ないサディストかもしれないよ?

「潤、どうしてほしいの?」

「・・・あっ、おざわさん・・・んっ」

「ねぇ、どうしてほしいの?」

「んっ、やぁっ・・・じ、じらさないでよっ」

「じゃあ、言ってよ。どうしてほしい?」

「んっ・・・やぁっ・・」

「早く言わないとやめちゃうよ?」

「やっ・・・お、おざわさん・・・そ、そこ」

「どこ?」

「もっと、深く・・・」

「深く、何?」

「あぁっ、そこっ・・・きもちいいっ」

「潤・・・」

「あぁぁんっ!」

「・・・・潤?」

「・・・小沢さん、気持ちよかったよ」

「そ?よかった」

「じゃあ、次は俺がしてあげる」

「そう?じゃあお願いしようかな。だけど、潤に俺を気持ちよくできる?」

「できるよっ!こう見えて、俺ってば凄いテク持ってんだから」

「ふーん。じゃあ、お願いします」

「うんvvじゃあ、横になって」

潤の膝枕に頭をのせて、横になる。

潤の手が俺の髪をそっと撫であげた。

「小沢さん、痛かったら言ってね」

「痛くしないようにしてよ」

「・・・」

「テク凄いんじゃなかったの?」

「ま、まかせてよっ」

「まかせるよ・・・いっ!!」

「あ、ごめんっ!」

「痛いよ、潤」

「だからごめんってば」

「信じてたのに・・・」

「ごーめーんー」

「・・・じゃあ、キスしてよ?」

「えぇ!?」

潤が顔を真っ赤にしている。

なんて可愛いんだろうね。

「痛い。死ぬかもしれない。潤がキスしてくれなきゃ死ぬ」

「えぇぇ!?」

「潤の愛なんてその程度だったんだ」

「そ、そんな・・・」

「俺はこんなに潤のこと愛してるのにね」

「お、俺も小沢さんのこと愛してるよっ!!」

「ほんとに?」

「本当だってば!」

「世界一?」

「世界一愛してる!!」

「・・・うん、わかってるvv」

「・・・え?」

「ん?」

「・・・小沢さん?」

「なに?」

「・・・耳掃除くらいで死ぬわけないだろー!!」

「いまさら気付く?やっぱり潤は可愛いねー」

「可愛くないよ!!」

顔を赤くして怒りながらそっぽを向く。

そんな子どもみたいな恋人に、俺はキスをした。

「ごめん。怒らないで?」

「・・・小沢さん」

「ん?」

「俺のこと好き?」

「好き。世界一好き。誰よりも愛してる」

「っ///」

「じゃあ、耳掃除もすんだし・・・本番といこうか?」

「え?」

「潤、愛してるからね」

「えぇぇ!?」

驚いた顔をしている潤を押し倒した。

必死で抵抗しようとしている姿が小動物みたい。

「可愛いvv」

「小沢さんのバカー!!」

君の中での俺のイメージを撤回してよ。

愛しい君の為なら、俺はほんの少しだけサディストになってしまうから。

end

コメント

山子さま、すいません!!

ご希望に全く応えられていません!!

本当にすいませんでした!

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