<一番可愛い人>
「あー、マジで可愛いvv」
「何がですか?」
「うちの福に決まってるやんか」
「えー?そうですか?」
「お前の目は節穴やな。見てみぃ?あの福の愛らしさ!」
baseの楽屋で、徳井は遠くから梶原と一緒にいる福田を見つめて悦に浸っていた。
そんな徳井の隣で西野は首を傾げる。
「梶の方が可愛い・・・」
「阿呆!梶なんかより俺の福の方が何百倍も可愛いねん!」
「梶なんかって何ですか!」
いきなり口論を始める二人。
そんな二人に川島が声をかけた。
「二人で何を喧嘩してるんです?」
「あ、川島!川島は福の方が可愛いと思うよな!」
「絶対に梶や!」
「・・・確かに二人とも可愛いけど」
『けど?』
「田村くんはもっと可愛いvv」
『どこがやねんっ!』
「全部vv」
そんな会話がなされているなか、楽屋のドアが開いた。
「・・・うわ、むさっ」
入ってきたのはロザンの二人。
菅ちゃんは目の前でかたまっている徳井と西野と川島を見て嫌そうな顔をする。
「菅ちゃん、むさい奴らにその発言は失礼やで」
すぐに宇治原がフォローを入れるが全くフォローになっていない
「お前も相当失礼やっちゅうねん」
「そりゃどうも。何の話してんねん」
「誰が一番可愛いかってことですよ」
「一番可愛い?」
川島の言葉にいち早く反応する菅。
「一番可愛いのは俺に決まってるやんか。なぁ?うーちゃん」
「せやな。菅が一番可愛いでvv」
「自分で言うなや菅ちゃん」
「何で?ほんまのことやからええねん」
菅に何を言っても無駄である。
そう悟った三人は話を戻す。
「ま、福の良さは俺にしかわからへん言うことやな」
「ほんまやわ」
「あまり他の人にはわかってほしくないですよ、俺は」
「恋敵はいない方がええってことか?」
「そうです」
「せやなぁ・・・」
そんな時、またもや楽屋のドアが開いた。
ドアの近くにいた川島は頭をぶつける。
「いたっ」
「あ、すまん川島」
「高井さん?どないしたんですか?」
「たーちん知らへん?」
「見てないです」
「さっきから姿が見えへんねん」
「遊んでるんちゃいますか?」
「・・・どっかで迷子になってたらどうしよう」
「まさか・・・」
冗談かと笑う西野だが、高井の顔はマジだった。
「たーちん可愛いし、誘拐でもされてたら・・・」
「ありえへんでしょ。中川さんは立派な大人ですよ?」
「つうか、あんなオッさんくさいの誰も誘拐なんかせぇへん」
「なんやと?徳井、お前たーちんを馬鹿にすんなや」
ギロッと徳井を睨み付ける高井。
これには流石の徳井も引き気味になってしまう。
かなりやばい雰囲気・・・。
しかし、その雰囲気をいとも簡単に壊す声が聞こえた。
「高井くーん?何してんのー?」
「たーちん!どこ行ってたん!?」
「飲み物買うてきた。高井くんの分もあんでvv」
「ありがとう、たーちんvv」
ラブラブオーラを発しながら楽屋を出ていく二人。
何とか高井から逃れることができた徳井は安堵の溜息をつく。
「マジで怖いわ、あの人」
「怒らせたくないタイプや」
「災難やったな、徳井」
「後藤!?」
安堵する徳井をあざ笑うかのように現れたのは後藤。
「お前、今まで何処におったん?」
「ん?楽屋におったで」
「嘘やぁ。後藤さんの気配しなかったですよ」
「存在感ないんですね」
「死ぬか?川島」
「返り討ちにしてみせますよ」
睨み合う二人。
そこへ、とてつもなく場違いなのんびりとした声が二人を遮る。
「後藤くん、何してんの?」
「のんvvお前、どこに行ってたんや」
「せやかて、ここ煙草臭いねんもん」
岩尾が来た途端に態度を変える後藤。
「後藤さんって、岩尾さんのこと可愛いと思ってるんですかね」
「思ってるんちゃう?」
「岩尾さんですよ?あの岩尾さんを可愛いと思いますか?」
「でも、川島かて田村のこと可愛いとか言うてるやん」
「可愛いやんか」
「・・・」
「ほんなら聞いてみよか」
徳井は岩尾と楽しそうに話をしている後藤の肩を叩いた。
すると、あからさまに迷惑そうな顔をする後藤。
「あ?なんやねん」
「後藤、岩尾のこと可愛いと思ってるか?」
「はぁ?」
「可愛いと思ってますか?」
「そんなん当たり前やんか。のんは確かに不細工かもしれへんけどな、baseの中で言うなら一番可愛いで」
「何言うてんのー?後藤くん」
後藤の悦に入った発言に呆れる岩尾。
「・・・baseの中って」
「ちゃう!baseで一番可愛いのは俺や!!」
「す、菅ちゃん!?」
いつの間に話を聞いていたのか、菅が後藤の前に出てきた。
「baseで一番可愛いのは俺やの!」
「何言うてんねん!大体な、自分で可愛いとか言ってんなや!自分ナルシストちゃう?」
「それは西野や!」
「あ、でもbaseで一番の男前は俺やな」
いきなり何を言い出すのか。
しかし、この西野の言葉に黙ってないのが徳井である。
「俺のが男前や!」
「いやいや、せやったら井上さんの方が男前やと思いますよ」
「何でそこで井上さんが出てくんねん!」
「いやいや、高井さんもなかなか」
「あー、でも俺は西野っちの方がカッコええと思うわ」
「徳井くんも男前やで?」
「ほんまか?福・・・って、いつのまに話にまざってんねん」
いつのまにか会話に入っていた梶原と福田。
「誰がbaseで一番の男前かって話やろ?」
「ちょっと違うけどな」
「カッコええで言うたら、すっちゃんもやけどな」
「ああ、須知さんはカッコええですね」
「何でや、梶」
「すっちゃんはどっちか言うたら可愛いの部類やろ」
「えー?そんなことないよな、梶」
「須知さんカッコええですよ」
「マッチョやしな」
「隠れマッチョや」
目で会話する二人に徳井と西野は頭を傾げるばかり。
「うーちゃんはカッコいいの部類に入らへんわ」
「!!」
その一方で、宇治原は菅に苛められていた。
結局のところ、誰が一番可愛いかカッコいいかは決まらずにじまいである。
「のん、俺のことカッコええと思うか?」
「後藤くんのことー?」
「・・・(ドキドキ)」
「鳥顔やと思う」
end
コメント
意味わかんねーーー!!!
文章かなり適当ですよ!
もう、知らないっ(泣)
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