<楽屋にて>

「なぁ、今日ええやろ?」

「!?」

ばきっ!!

「いっ・・・たぁー!?」

「そういうこと言うなって言うたやろ!!」

「なんでやねん!俺らは恋人同士やぞ!?」

「恥ずかしいやろ!ここ何処だと思ってんねん!」

「楽屋」

「わかってるなら言うなや!」

いい○もの収録後・・・。

その日は珍しく他に仕事がなく、キングコングの二人は午後から完全にフリーであった。

「別にええやんか。今日は暇なんやろ?」

「暇やけど、お前と過ごす気はこれっぽっちもないねん!」

「何ぃ!?」

「じゃあ、明日な」

そう言って、荷物をまとめた梶原が楽屋を出ようとすると・・・。

「ちょお待てや、梶」

「なんや・・・!?ちょっ、なにすっ・・・んっ!!」

西野は梶原の腕を強引に引き寄せ、深く口づけた。

「んっ・・・ふ、ん・・・」

梶原の口から吐息が漏れ、端からはどちらのものかわからない唾液がこぼれた。

「やっあ、やめっ・・・」

「もう一週間もやぞ?そろそろええやんか」

「あ、阿呆!」

「まぁまぁ」

抵抗する梶原をおさえつけ、馬乗りになる西野。

「やめろっ!マジでやめぇ!誰か来たらどうすんねん!」

「そない大声出しとったら、ほんまに誰か来るで」

「・・・っ」

流石にそれは嫌なのか、梶原は無言で西野を睨み付ける。

しかし、頬は赤くて目は涙目。

その上、上目使いという小技つき。

これで下半身にこない西野ではなかった。

「梶・・・悪いけど、止められへんわ」

「最初からヤるつもりやったくせに」

「それはそうなんやけどな」

「阿呆・・・」

西野は再度、梶原に口づけた。

そして、鞄から自前のネクタイを取り出し、梶原の両手を拘束する。

「え?何すんねん!」

「タマにはええやんvv」

両手が拘束されてしまった梶原は西野のなすがままで・・・。

西野は梶原の胸の突起を指でなぞり、優しくいたぶりはじめた。

「ぃやぁ・・・んっ」

「いつもより興奮してるやんか」

「やっ、そんな、こと・・・ない」

「そんなことあるやろ」

西野は悪戯に言葉で梶原をたかぶらせる。

手はシャツを捲り、右は指で、左は舌で転がす。

すでに固く尖ったソコは、西野の手と舌で感じきって赤くなっていた。

「やっ・・ちが・・・あぁっ・・・やんっ」

梶原は小さく首を横に振るが、体の方は少しの刺激でも感じてしまう程に過敏になっている。

「うそつき」

「うそや・・・ないっ・・あぁんっ」

「梶はうそつきやな」

そう言って、西野は半開きの梶原の唇に強引なキスをした。

「んんっ・・・ふ・・ぅん・・・っ!」

左手で梶原の頭を支え、右手は梶原のズボンのベルトとファスナーを外しにかかる。

「うぅん!・・・んっ・・んん・・・っふあ・・・」

西野の舌に縋りつくように舌を絡ませてくる梶原。

西野もそれに応えるために、深く口づけてやる。

唇を離すと、西野の舌を追うように梶原の口からは濡れた舌の先端が覗く。

それを見ながら、西野は右手で梶原の下着越しに熱を持って勃ちあがったモノをやんわりと握る。

「あぁんっ!やっ・・・」

西野は脈打つソレを緩やかに扱きだした。

「はぁんっ!あっ、あぁ・・・っ・・・んっ!」

「梶、なんや色っぽいで」

「やっあ・・・あぁっ、やめっ」

「やめてええんか?もう我慢できないんやろ?」

留まることなく蜜をこぼし続ける梶原の欲望を扱き続ける。

動かすたびに厭らしい水音が淫らに響いた。

「やっあ、い、いいっ・・・んっ」

「せやろ?」

西野は扱く手のスピードを速める。

すると、梶原の声が大きく、高くなる。

「んあぁぁぁっ!あっああぁっ!!」

両手が塞がっている為、抵抗など出来る筈がない梶原は喘ぐばかり。

そして、梶原の体が弓なりにビクつき・・・。

「や、あぁぁぁっ!!」

梶原は西野の手の中に白濁の欲を吐き出した。

「はぁ・・・はぁ・・・ふぅんっ・・・んっ・・」

余韻にひたる梶原はゴソゴソと何かを取り出している西野を横目で見やった。

「何してんねん、西野」

「ん?そりゃ、決まってるやろ」

「!?」

梶原の顔が一気に青ざめる。

そんな梶原に笑顔で近寄る西野。

この時、偶然にも楽屋の前を通ったADが梶原の悲鳴を聞いたとか・・・。

end

コメント

16禁ってところですかね。

不完全燃焼です。

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