<眠れない夜の事情>


「福、福、起きて」
「・・・んー?何?」
眠そうに目をこする恋人を可愛いなぁvvと思いながら、笑顔で徳井は言う
「しよ?」
「嫌」
わずか一秒で拒否された。
「なんでや」
「今何時やと思ってんねん」
「深夜一時」
「せやろ?僕眠いねん」
「せやかて、したくなったんやからしょうがないやん」
「嫌なもんは嫌や」
「・・・わかった。じゃあ、福は寝ててええで」
「そ?じゃあ、おやすみ」
ベットに横になり、布団をかぶりなおす福田。
徳井は布団のなかにもぐりこみ、ごそごそと何かをはじめた。
「・・・・っ」
少しして、眠っていた福田の身体がびくっと動く。
「んっ・・・は、あっ」
徐々に息が荒くなり、頬も赤く染まる。
「・・・っつ・・・あぁっ・・・!!?」
ただよらぬ快楽に一気に目が覚め、福田はがばっと布団をどけた。
「な、何してんねん!!!」
そして、目の前で繰り広げられている光景に顔を赤くさせながら怒鳴る。
「あ?寝るんやなかったん?」
「そんなことされて寝れるか、ド阿呆!!!」
「そんなことって、どんなこと?」
ぴちゃ・・・
「んっ!」
福田の身体はまたもや反応した。
「気持ちええ?」
「ん、んなわけないやろっ」
「ふーん?」
びちゃ・・・くちゅ・・・
淫猥な水音が室内に響く。
徳井はすでに上を向いている福田自身を口にくわえ、下か上まで丁寧に舐め上げた。
「やっ・・あっん・・」
「気持ちええんやろ?こんなに蜜こぼして・・・福は嘘吐きやね」
「ちゃ、ちゃうっ・・・あぁぁっ」
「嘘吐き。そういう子はお仕置きやな」
「え・・・?」
徳井の言葉に福田の顔が一気に青ざめた。
「素直やない子は絶対にイカせへんからな」
「そ、そんな・・・」
「福が自分でおねだりするんやったら、いくらでもイカせたるで?」
「なっ・・・!!」
「イカせてほしかったら言うてみ?」
「嫌やっ」
「じゃあ、耐えてみるか?」
そう言うと徳井は福田から離れ、自分の荷物をあさり始めた。
「?」
福田が不思議そうにそれを見ていると、ニッコリと振り返り何かを福田に見せる。
「何・・・?リボン?二本も何に使うの?」
「ファンに貰ったプレゼントについてたんや。ピンクのリボンvv」
「そんなん、何に・・・」
「こうすんねん」
にやりと笑い、徳井は福田の両手を両手で縛った。
「えっ!?」
「これで、福は抵抗できないやろ?せっかくやし、蝶々結びにしたるな」
「な、ちょっと外してよ!」
「だーめvvそんで、こっちも・・・」
「やっ!」
すでに達しそうな自身に触れられ、福田の口から声がもれる。
しかし、徳井は何もせずに今度は福田自身をリボンで縛り付けた。
「と、徳井くん・・・」
「そんな顔してもあかんで?これでイキたくてもイケへんからな」
意地の悪い笑みを浮かべ、徳井は福田の手の甲にキスをした。
「徳井くんの変態!意地悪!鬼畜!!」
「何とでも言いや。すぐにそんなん言えなくしたるわ」


くちゅ・・・ぴちゃ・・・
「あ、あぁぁっ・・も、イカせ・・・あぁぁん」
「んー?何?」
「やっ・・・我慢できひんっ・・・」
「もうあかんの?」
「あぁぁっ・・そこっ・・やぁっ」
「嫌やないやろ?」
あれから一時間が経とうとしている。
福田は両手と自身を縛られ、抵抗しようにも何もできない状態が続いていた
「やぁっん」
徳井に手で扱かれたり、口にくわえられたり、様々な刺激を与えられながらも達することができない。
福田の我慢は限界にきていた。
「と、徳井くん・・・僕が、悪かったから・・・あんっ・・も、もう・・」
「せやったら、言うてみ?徳井くん、イカせてくださいってな」
意地悪にそう言う徳井の顔は至極嬉しそうで・・・。
福田は今にも泣きそうな表情を浮かべる。
「と・・徳井くーん」
「可愛いなぁvvそんな顔しちゃって」
「・・・////」
「せやけどな、今の俺ちょい鬼畜モードやねん。そんな顔しても苛めたなる だけやで?」
「そ、そんなぁ」
「せやから、素直に言えばええねん」
「・・・っ」
「そんなに言うの嫌なん?」
いつまでも言わない福田に、徳井はだんだんとイライラしてきた。
そんな徳井の様子を感じとったのか、福田は観念したかのように徳井を見つめる。
そして、顔を赤くさせながら目を潤ませ・・・。
「徳井くん・・・い、イカせて・・ください・・・お願いやから・・」
「・・・福!!」
そのあまりの悩ましげな光景に、徳井の熱は一気にあがった。
すでにはちきれんばかりに膨れ上がった福田自身のリボンをとき、手で扱きあげる。
「んっ・・あ、ぁぁぁっあんっ・・・も、イクっ・・・んあぁぁっ!」
びくびくっと福田自身が震え、徳井の手の中に欲を放つ。
「・・ん・・はぁっ・・・」
余韻にひたる福田をよそに、徳井は福田の秘部へと指をはわし、福田の放った白濁の欲を塗りまわした。
「んっ・・あぁ」
「福、もう挿入るで?」
「うん・・・ええよ・・いれて」
徳井はすでに上を向いている自身を取り出し、福田のそこにあてがうと一気に挿入した。
「あぁぁっん!」
「・・・っ・・ふ、く・・締めつけすぎ・・」
「あぁぁっ・・・んぅ」
「力抜いて・・・動くで?」
「ん・・うん・・・動いて」
ずちゅ・・・ぐちゅ・・・
始めはゆっくりと腰を動かし、徳井は少しずつ動きを早めていく。
「あぁぁっ・・はぁんっ・・・あぁっ」
「福・・・気持ちええっ?」
「ん・・え、ええよっ・・ひあっ!」
「ここか?」
福田が一際高く声を出した場所を的確に突くと、またもや高い喘ぎをもらした。
「あぁぁんっ!んあぁっ」
「・・・っ」
「やぁっ・・もっ・・イクぅっ!」
福田はまたもや白濁の欲を放った。
しかし、中に入っている徳井の動きが止まることはない。
「あぁぁっ・・・やあっ・・もう、あかんよぉっ」
「何がやねん・・・俺、まだイってないやろっ」
「あぁぁっ・・んうっ」
「また勃ってきたやん?」
「んあぁっ」
「福・・・今度は一緒に・・・」
「あぁぁんっ・・んふぅ・・ひああっ」
腰を動かしながら手で福田自身を扱きあげられ、福田はすぐに熱を高められた。
「あぁぁぁっん・・・も、と、とく・・・い、くんっ」
「俺も・・・限界や・・・一緒にイこな?」
「うんっ・・・あぁぁっん」
「・・・っつ」
「も、だめぇっ!・・・いあぁっ・・はぁぁんっ!」
「お、れも・・・んぅっ・・くっ・・・」
福田は二度目の絶頂を果たし、徳井は福田の中に欲を放った。
「・・はぁはぁ・・・」
「福・・・大丈夫か?」
ぐったりと横になる福田に徳井が心配そうに声をかける。
そんな徳井に、福田は息を切らせながら返事をした。
「・・・だいじょうぶ・・・やない・・」
「ちょっと無理させたな・・・ごめん、福」
「ええよ・・・気持ちよかったし」
「・・・福、いつもより興奮してたんちゃう?縛られるの好きなん?」
「はぁ?そんなわけないっ」
「そうか?」
「そうやって!もう、いい加減これ外してよ」
「えー?そのままでええやん、可愛いし」
「よくないわっ!」
「なんや、福が俺だけのものみたいや」
徳井がそう言って福田を抱きしめる。
すると、福田は顔を赤くさせ・・・。
「阿呆。そんなん、僕は徳井くんだけのものに決まってるやんか///」
「福・・・あー、ほんま可愛い!!!なんか、またしたくなったわ」
「嫌や!今度こそ寝る!」
「ええやん。どうせ明日は休みなわけやし」
「もう明日やなくて今日や!」
「そんな細かいことはええから、な?」
「嫌やって!腰痛いねんもん!」
「痛くないようにしたるからvv」
「嫌やーっ」
「・・・そんなん言うてもな?手縛られたままなの忘れてへん?」
「・・・あ」
青ざめる福田にニッコリと微笑みかける徳井。
「第二ラウンド開始やなvv」
「嫌やーーーーっ!!!」


end

コメント
初ですねぇ・・・。
何だか、うちの徳井さんは鬼畜なのか阿呆なのか。
ははははは(かわいた笑)