<独占したい愛情>



「・・・っつ・・・」

ぎしっ・・・とベッドのきしむ音。

「声、出せや」

淫猥な水音が部屋中に響く。

「あぁぁっ・・・」

こんな、女みたい声だして・・・。

「もう、男やないな」

女なんか抱けないやろ?

「お前は、俺だけのもんや」

「あ、んはぁぁっ」

「俺以外の奴なんかに・・・」

渡してたまるか。

もし、他の奴と・・・。

「・・・そないなこと、許さへんからなっ」

「ぁあんっ!」

白い肌に紅い花を咲かせてみる。

よく映えて、それが優越感にひたらせる。

「藤原・・・」
「やっ・・・い、のもとぉ・・・」
「名前、呼べや」
「た、かふみ・・・あんんっ」

すでに蜜がこぼれている藤原のソレを口に含み、絶頂へ導く。
しなやかに、身体が跳ねがあった。

「あんっつ・・・んはぁぁっ」

「イクか?」
「ん・・・イ・・イクっ・・・んはぁぁっ!」
「!!」

どくんっ

数回震えたのち、口の中に白濁の欲が放たれた。
それを飲み干すようなことはせずに、藤原に口づけた。

「ん・・!?んんっ・・・はぁっ・・・げほっ!」
「飲めや」
「お、お前・・・な、なにす・・ねん」
「お前の出したもんやろが」

苦しそうにせき込む藤原に熱が上がる。

ああ、ほんまに俺は歪んでるんやな・・・。

「藤原・・・」
「あ・・・」

いまだせき込んでいる藤原を押し倒し、秘部に指を這わした。

「んっ」
「これだけで感じるんか?」
「はぁっ・・ええか、ら・・・早く・・・」
「わかってるわ」

すでに限界に近い自身を取り出し、藤原のそこにあてがう。

「入れるで」
「あっ・・・んあぁ」
「力ぬけや」
「ん・・・はぁ」

息を吐いた所で一気に挿入れた。
そのまま乱暴に突き上げる。

「あぁあぁんっ!はぁ、ちょ・・・ゆっくり・・やっ・・・」
「激しくせんとイケへんやろ」
「ちがっ・・・あぁぁ!」
「違う?嘘つくなや!」
「あんっ・・・ひぃっ・・」
「くっ・・・」
「も、あかんてぇ・・・あ、やぁぁ」
「イキそうか?」
「う、ん・・・」
「・・・っつ・・・」

何回か打ちつけた後、不覚にも藤原より先に達してしまった。

コイツ、締め付けすぎや・・・。

「あぁぁっ!んぅああっ」





「・・・井本・・・」
「なんや」
「お前、俺より先に・・・」
「あぁ?」
「・・・なんでもない」
「ふんっ」

煙草をもみ消し、藤原の頬をつねる。

「いたっ!何すんねん!!」
「むかついたんや」
「どんな理由や!」
「うるさい」
「うるさいやないやろ!」
「・・・お前、ずいぶん元気そうやな」
「・・・え?」
「そない元気なら、何回でも平気やろ?」

青ざめる藤原ににやりと笑いかけた。

「井本・・・マジで腰あかんねんって」
「知るか」
「井本ぉ・・・」
「・・・」

他の奴になんか渡さない。
コイツは俺だけのものやねん。

「藤原」
「え?」
「もし、他の奴とこんなことしたら・・・」
「したら?」
「殺すからな」
「・・・それはマジなん?」
「当たり前やろ」
「・・・大丈夫やて」
「あ?」

「俺が好きなん・・・お前だけやし・・・////」

「!?」

またもや不覚・・・。

「井本は?」
「・・・さぁな」
「なんや、それー!」

end

コメント
いかがですか?
こんなんでいいですか?
井本さんが鬼畜じゃない気が・・・。
すいません。